樹木の腹巻






  地域にも依るが10月中旬から11月上旬頃
 まだマツカレハの幼虫等が枝葉から地中に下
 りる 前に樹木 の幹の地上1〜1.5m位の所に
 コモ等を巻 いておくと、寒くなり虫が地中で
 越冬・産卵 しようと降りて来た時、コモの所が
 温かいの で地中と勘違いして越冬産卵してしまう。
  これを、春、虫が這い出す前(啓蟄前)に
 はずし焼却し、害虫駆除する。
  防寒のためではないが、その姿から樹木の
 腹巻と呼び、冬に向かっての風物詩である。
 
  

 




 腹巻セット
  
内容 幹巻きこも 48cmx150cm 1枚
       止め縄   約2.5m      2本
  価格  ¥315- 税込み


幹巻き筵を外してみたらサナギがたくさん付いていま
平成21年2月13日

サナギは全部で11個付いていました。














門 松






 これは門松の出荷時の様子です。
  竹の切り口は小判型の斜め切、節を切り口の中に
 置く千成ひょうたん型、節止め型の平切等がある。
  胴締めは写真のような梅型に縛ったり、縄を7巻き
 5巻き、3巻きする七・五・三型等がある。
  いずれにしても、見栄えを考えておめでたいものを
 飾り付ける。地方によってかなり違いがある。
  飾りつけは場所柄により、長い竹を外側にして
 扇(末広)に見立てたり、和船の船尾に見立てて出船
 (荷が出る)と言って縁起を担ぎ、長い竹を内側にして
 八の字(末広がり)や和船の舳先に見立てて入船
 (お金や人が入る)と言っておめでたいとする説等
 いろいろである。

 








板かます2号



 
表                    裏






干し筵



    










雪吊り









俵(たわら)



合資会社 桃木商店